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やじま耳鼻咽喉科

院長ブログ

小児副鼻腔炎について

やじま耳鼻咽喉科について 

2-3歳以下のお子さんが副鼻腔炎と他院で言われることがありますが、副鼻腔は1-2歳位から徐々に発達(空洞が大きくなる)してくるため、2-3歳の年齢では副鼻腔はまだ大きくなく、病気として治療が必要な副鼻腔炎を起こすことはないと思って大丈夫です。たまたま別のことで頭のMRIを撮影したら、副鼻腔炎になっていることが見つかることはあります。3歳未満の子で大事なことは、副鼻腔炎かどうかを決めることよりも、色のついた鼻汁が多く、長く続いている場合は、家で鼻を吸ってあげる、ひどければ耳鼻科を受診して鼻を吸う治療を続ける。鼻汁を貯めなくして、鼻の状態をよくすることです。4-5歳以上のお子さんは副鼻腔炎になりますので、黄色や緑の鼻汁が1-2週間以上続いている場合は耳鼻科を受診して、きちんと治療を受けることをお勧めします。 鼻汁が出ている期間が1カ月以上と長い場合は、レントゲンなどの検査で副鼻腔炎かどうかやその程度をきちんと調べるのがいいと思います。 レントゲンやCTをしないで、副鼻腔炎と診断する医師がいますが、あくまでも症状だけの判断なので、本当に副鼻腔炎かどうかはきちんと検査をしないとわかりません。

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